バランシンググループ/需給管理サービスについて

SERVICE

複数の小売電気事業者の需給管理業務を
一括して行うことにより、
収益最大化と業務効率化、需要変動の
平滑化を図ることができます。

需要バランシンググループ(以下、BG)とは、複数の小売電気事業者が一般送配電事業者とひとつの託送供給契約を結び、小売電気事業者間で代表契約者を選定(以下、親BG)し、所属する各社(以下、子BG)の需給管理体制を取りまとめ、相互に支援をする仕組みです。小売電気事業者には、需要の計画値と実績値を一致させる「計画値同時同量制度」が導入されていますが、グループ規模が大きくなるほどインバランスの発生に伴う料金負担リスクを低減することができます。また、メリットはインバランスのリスク低減だけではなく、親BGが「需要予測」「調達計画作成」「電源調達」を一括して行うことで、子BGの業務の効率化、需要変動の平滑化を図ることが可能です。

*バランシンググループとは、一般送配電事業者がインバランスを算定する単位を指す。小売電気事業者による需要インバランスを算定する「需要BG」と、発電事業者などによる発電インバランスを算定する「発電BG」があり、小売電気事業者1社で一般送配電事業者と接続供給契約を締結する場合を「単独BG」と言う。また、バランシンググループ制度は、別名「代表契約者制度」とも呼ばれる。

各需要家ごとの使用量から需要カーブを作成し、
年間月間の収支分析の上最適な電源運用をご提案

SERVICE

電力の需給管理に必要な「需要予測」
「需給計画」「市場取引」「計画作成・
提出」の
全てを代行いたします。

需給管理業務の主な流れ

電力小売事業を運営する上で重要な業務の1つが需給管理です。小売電気事業者の義務として、需要予測・電源調達を行い、日々の需給計画を年間365日電力広域的運営推進機関に提出するプロセスが必要なため、効率的に計画を策定できるシステムの整備は必要不可欠です。UPDATERは長年培ってきた需給管理業務に関するノウハウを活かし、安定的なオペレーションを継続することで、需給管理業務に関するコストを最小化いたします。

こんなメリット

持ち込み電源の
受け入れ可能

当BGに加入の場合、貴社が調達された電力(持ち込み電源)を貴社需要に充当することで電力の地産地消を実現することが可能です。

ランニングコスト
の最小化

規模の経済が働く需給管理業務について、当BGが請負うことにより、新電力各社の需給管理人件費やシステム利用料のコスト削減に繋がります。

インバランス料金
精算ゼロ*

単独BGの場合、インバランス料金はすべて自社負担となりますが、当BG加入により、インバランス料金はすべて当社が責任をもって負担します。

*需給管理代行費用をいただくことで、インバランスリスクについては当社が負っております。

提供サービス詳細
  • 需要予測
  • 需給計画作成
  • JEPX市場取引
  • 計画提出
  • 温対法
  • 発受電月報
  • 定期報告
  • 余剰電力の買取
エネルギ-は分散型
プラットフォームは共有でもいい

地域の特徴も踏まえた多様な分散型再エネを組み合わせて最適に活用することで、エネルギー供給のリスク分散やCO2の排出削減 を図ります。
一方で、需給管理プラットフォームは、全国の各新電力が各々で所有せず、需給管理業務代行または需要BG加入の選択肢も有効です。
特に、インバランスリスク低減を考えるとBGを組む選択肢の方がコスト的にも圧倒的に有利となります。1年365日休むことなく稼働が必要な需給管理業務をBGで共有することにより、他の業務効率を上げることも可能となります。