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【みんな電力】2023年度の料金について(法人のお客さま対象)
※本お知らせは、みんな電力をご利用の法人のお客さまに対し、1月13日付で個社別に告知済の内容となります。
平素は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申しあげます。
みんな電力の2023年度*1の料金が確定いたしましたので、以下のとおりお知らせいたします。
*1 使用期間が2023年3月から始まり、2023年4月に検針日を迎える電気の使用分から1年間を指します。
1.電気料金について
みんな電力の電気料金は、「基本料金+従量料金*2+電源調達費調整額*3+再生可能エネルギー発電促進賦課金*4」によって構成されます。
この構成は、低圧(従量電灯・動力)、高圧、特別高圧 共通です。
図1)みんな電力の電気料金構成
*2 従量料金=従量料金単価×月々の使用量(kWh)
*3 電源調達費調整額=電源調達費調整単価×月々の使用量(kWh)
*4 再生可能エネルギー発電促進賦課金=再生可能エネルギー発電促進賦課金単価×月々の使用量(kWh)
2.基本料金・従量料金単価について
■低圧(従量電灯・動力)
これまで「託送基本料金」と「システム利用料」は個別に設定しておりましたが、いずれも2023年度より「基本料金」内に含めさせていただきます。
また、RE100プラン(再生可能エネルギー100%のプラン)の「電源指定サービス料金」と「非化石証書代」は、「従量料金単価」内に含めさせていただきます。
具体的な基本料金、従量料金単価は電気需給約款(低圧)別表にてご確認ください。
■高圧・特別高圧
「基本料金」は、2023年4月より適用される新たな託送料金*5を反映しております。「従量料金単価」も同様に、新たな託送料金と損失率を反映しております。
具体的な基本料金、従量料金単価はソリューション営業部法人チームまでお問い合わせください。
*5 各送配電事業者より経済産業省へ申請済み。
例)資源エネルギー庁発表資料
https://www.meti.go.jp/press/2022/12/20221227001/20221227001.html
3.電源調達費調整単価について
(1)電源調達費調整単価の算出方法について
電源調達費調整単価とは、従量料金単価に対して、月次で変動する電気の仕入れ価格を調整するための費用です。
電源調達費調整単価={(JEPX*6調整単価×X)+(燃料費調整単価×Y)}+原価調整単価
*6 JEPXとは、日本で唯一の電力卸取引ができる卸電力取引市場のことです。弊社はFIT電気および再生可能エネルギー(非FIT電気)を仕入れ、お客さまに供給していますが、このうちFIT電気の仕入れ価格は、制度上、JEPXと連動しています。
図2)電源調達費調整単価の算出方法
電気料金に対するJEPX連動の影響を抑えるため、2023年度は固定価格で調達する割合(Y)が、年間平均50%以上となるように調達しております。2022年度は、Y=0.5とさせていただきましたが、2023年度は以下の表1のとおり、エリア別・月別に設定させていただきます。
なお、燃料費調整単価につきましては、2022年度は旧一般電気事業者と同額を適用しておりましたが、2023年度は弊社が固定価格で調達した際に実際に適用された燃料費調整項目を用いて、燃料費調整単価を算出いたします。
表1)エリア別・月別 調達割合
(X:JEPXから調達した割合、Y:固定価格で調達した割合)
また2023年度は、固定価格で調達する電源の原価が昨年比で上昇しており、この原価上昇分につきましては「原価調整単価」として調整させていただきます。
表2)原価調整単価(2023年度) (単位:円/kWh)
※九州エリアは原価が低下したため、マイナス調整となります。
(2)経済産業省の激変緩和補助金について
2023年1月の使用分(2月請求分)から2023年9月使用分(10月請求分)まで、政府による電気料金の負担緩和策(値引き)が適用されます。特別高圧を除く全てのお客さまが対象です。値引きを受けるために、お客さまにご対応いただくことはございません。
期間中の電気使用量に対し、下記の金額が割引となります。
■低圧電力(従量電灯・動力) 7円/kWh
■高圧電力 3.5円/kWh
※10月検針分のみ半額補助(高圧:1.8円/kWh 低圧:3.5円/kWh)の予定です。
弊社は、2023年4月より価格改定を行いますが、2023年1月使用分から9月使用分までは、上記金額の負担緩和がございます。
以上