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電源コスト調整単価(みんなワリ)の算定方法変更について
日頃よりみんな電力をご利用いただき、誠にありがとうございます。
昨秋から続く天然ガス等のエネルギー価格高騰に加え、ウクライナ情勢や日本国内の火力発電所の停止により、卸電力取引市場(以下、「JEPX」という)は高騰を繰り返す等、引き続き不安定な状況が続いています。
みんな電力では、FIT電気および再生可能エネルギー(非FIT電気)を仕入れ、お客さまに供給していますが、このうちFIT電気の仕入れ価格は、制度上、JEPXと連動しています。
本来はエネルギー価格高騰の影響を受けない再生可能エネルギー由来のFIT電気が、JEPXと連動することにつきましては、みんな電力としても再生可能エネルギー普及の気運を止めないよう、制度の見直しを求めていきたいと考えています。
このような状況を踏まえ、みんな電力ではFIT電気に対するリスクヘッジ策の導入や、再生可能エネルギー(非FIT電気)の仕入れを強化することで、JEPXの影響を受けない仕入れ価格の固定化を進めてまいりました。
この度、2022年度の固定化方針が決定したことから、2022年6月分の電源コスト調整単価(みんなワリ)から算定方法を変更いたします。
1.電源コスト調整単価(みんなワリ)の算出方法
従来は調達電源構成の実績をもとに算出しておりましたが、今後はリスクヘッジ策や再生可能エネルギー(非FIT電気)の仕入れ強化による、仕入れ価格の固定化をふまえて算出いたします。
<現在>2022年5月分まで適用
※「FIT電源」の部分は卸電力取引市場(JEPX)に連動。
※1 JEPXエリアプライス+電源調達手数料(0.5円)で算出
※2 JEPXエリアプライス+スポット取引手数料+ K値(不足インバランスのインセンティブ定数)で算出
※3 加重平均単価は、各電力会社エリアの送電損失率(低圧)を考慮
<変更後>2022年6月分から適用
※卸電力取引市場(JEPX)の連動部分は50%。
※1 本算定方法は、2022年6月適用分から使用。
※2 FIT電気の一部に対するリスクヘッジ策、再生可能エネルギー(非FIT電気)の仕入れ強化による仕入れ価格の固定化。原価に燃料費調整額が適用される場合は当該コストも原価に反映。
※3 FIT電気、インバランスのJEPX連動分。
※4 加重平均単価は、各エリアの一般送配電事業者の送電損失率(低圧)を考慮。
なお、電源コスト調整単価(みんなワリ)を採用したプランは以下のとおりです。
スタンダードプラン・プレミアム100プラン・アーティスト電力プラン・エポスプラン(2021年9月27日までに新規のお申し込みを受け付けていた旧料金)・CICフレンズプラン・法人低圧契約(一部高圧契約含む)
2.電源コスト調整単価(みんなワリ)を採用しない新しい料金プランについて
ご家庭向け電力サービスでは、2021年10月より電源コスト調整単価を採用しない新しい料金プラン「みんなのプラン」を開始しております。※1
スタンダードプラン、プレミアム100プランにつきましては、みんなのプランへの変更を承っております。
プラン変更の手順はこちらをご確認ください。※2
※1 エポスプランは、「みんなのプラン」と同様の料金体系にリニューアルしております。新しい料金体系でエポスプランをご利用になるには、マイページから「料金プラン変更」をお申し込み頂く必要がございます。
※2 誠に恐れ入りますが、アーティスト電力プラン、CICフレンズプラン、低圧電力(商店・飲食店・事務所などでモーター等の動力を使用される方)は、「みんなのプラン」の対象外です。
3.本件に関するお問い合わせ先
本件につきましてご不明な点などございましたら、下記問い合わせ先までご遠慮なくお問い合わせください。
ご家庭向け電力サービスのお客さま
みんな電力 カスタマー・サポート
TEL:03-6277-5441 受付時間 10:00〜18:00(1月1日休業)
お問い合わせフォーム:https://portal.minden.co.jp/contact/guest
法人向け電力サービスのお客さま
みんな電力 法人チーム
お問い合わせフォーム:https://minden.co.jp/biz/contact_form