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遠隔・分割して発電所を契約できる 個人向けサービス「ピーパ」開始

日本最大級の再生可能エネルギーのプラットフォーム「みんな電力」を運営する株式会社UPDATER(所在地:東京都世田谷区、代表取締役:大石英司)は、自宅に太陽光パネルを置かなくても、遠隔かつ分割して太陽光発電所を契約し発電した電気を使用できる個人向けサービス、「ピーパ(クラウド型ソーラー発電)」を開始したことをお知らせいたします。

 

「ピーパ」の発電所で作られた電気をご家庭で使うことで、電気代が市場に振り回されることを減らし、毎月の支出をより安定させることが可能になります。初期費用や工事など一切なく、webでのお申込みのみで気軽に利用を開始できます。さらに、再生可能エネルギーを選ぶという選択肢から、自分で電気を作るという選択肢が広がることで、より環境問題や地域への貢献も可能になります。

 

ピーパ クラウド型ソーラー発電 : https://minden.co.jp/personal/ppa

 

 

1.「ピーパ」クラウド型ソーラー発電とは

「ピーパ」は自宅に太陽光パネルを置かなくても、遠隔かつ分割して太陽光発電所を契約し、そこで発電した電気を使用できる個人向けのサービスです。「ピーパ」には、電気代の安定・気軽に利用・環境問題への貢献という3つのポイントがあります。

 

①電気代の安定

2022年から2023年にかけて、ウクライナ危機による燃料調達コストの増加や異常気象による電力需要の高まり等を受け、電気代が高騰しました。その後も大手電力会社による値上げが相次ぎ、ご家庭の支出における電気代の比重は大きくなっています。電気料金は外部要因が大きく関係しているため、自分でコントロールすることが難しく、不安定さや不確実性があります。

 

「ピーパ」を利用していただくと、ご自身で選んで契約した太陽光発電所で発電した電気をご家庭で使うことができるようになるため、電気代が市場に振り回されることを減らし、毎月の支出をより安定させることが可能になります。太陽光発電所は1か所すべてを契約するのではなく、分割して契約することができるため、無駄なく必要な区画分だけを利用することが可能です。

 

30分毎に電気の使用量と発電量をマッチングし、マッチング分はほぼタダ(※1)で使用することが可能です。また、発電した電気がマッチングせず余剰した分はみんな電力が市場価格で買い取りし(※2)、毎月の電気代から割引を行います(※3)。

 

※1 託送従量料金と再エネ賦課金が発生いたします。
※2 一般社団法人日本卸電力取引所(JEPX)が運営、公表するスポット市場における当該エリアの30分毎の価格。
※3 買取手数料が1円/kWhが発生いたします。

 

 

②気軽に利用

マンションにお住まい等の設置場所の問題や初期投資などから、太陽光パネルを自宅に設置したいと思いながらも設置を見送っていた方も、遠隔で太陽光パネルを契約し、自分で電気をつくることが可能になります。

 

web上でお好きな発電所を選び、映画館の座席を選ぶように好きな区画を必要な分だけ契約します。「ピーパ」は月額のサブスクリプションで、初期費用も必要ないため、誰でもどこに住んでいても気軽に利用開始が可能です。申し込みはみんな電力会員マイページから、たった2分で完了します。

 

 

③環境問題への貢献

これまで「みんな電力」では、個人のお客様に対して100%再生可能エネルギー(※3)の電気を供給すること、また「応援」の仕組みでご自身が選んだお好きな発電所に電気代から毎月100円をお届けすることを提供してきました。

 

「ピーパ」では、自分で選んだ発電所と契約することが可能になるため、電気を作る人と使う人がつながる「顔の見える電力」というコンセプトを、個人のお客様に対しても実現したものになります。作る人と使う人がつながるだけでなく、その発電所がある地域ともつながり、環境問題や地域の問題により目をむけていくことを目指しています。

 

再生可能エネルギーを選ぶという選択肢から、自分で電気を作るという選択肢に広がる「ピーパ」は、より一歩踏み込んだ環境問題への貢献が可能になるだけでなく、追加性の高い再生可能エネルギーのため、より再生可能エネルギーを普及させることにもつながります。

 

※3 再生可能エネルギー由来の電気に、再生可能エネルギー指定の非化石証書の環境価値を組み合わせることで、再生可能エネルギー100%の電気を供給いたします(CO2排出量もゼロとなります)。

 

2. ピーパで目指す社会

「ピーパ」が実現するのは、「みんな電力」が創業当時からめざしてきた「あの人がつくった電気を私が使う」という社会。つくる人と使う人の顔が見えることで、電力を通した新しいワクワクしたつながりを生んでいきます。需要家は、顔の見える発電所と契約することで地域との関係が生まれ、観光として訪れたり特産品と出会うなど、新しい形での地域への貢献が可能になります。発電所が地域にできることで経済が活性化するだけでなく、耕作放棄地が有効利用され整備されたり、災害時の電源提供として地域と協定を結んでいたり、地域の教育や雇用など様々な問題解決に取り組んでいたりする発電所もあります。

 

 

3. 「ピーパ」を支えるシステム

UPDATERは、2018年に発電量と需要量を30分ごとにマッチングし、ブロックチェーンを活用して「どこの発電所でつくった電気を、誰がどれだけ買ったか」ということを証明するP2P電力トラッキングシステム「ENECTION 2.0」を法人向けに商用化しました。「ピーパ」を個人のお客様向けにサービス開始するにあたり、そのシステムを「ENECTION 3.0」として進化させました。

 

4.「ピーパ」商品詳細

サービス名: ピーパ クラウド型ソーラー発電
料金: 月額1600~2000円(2023年12月時点)※みんな電力の対象プランを契約する必要があります。
対象エリア: 東京電力管内(第1弾)

 

第一弾の発電所
・千円札太陽光発電所:発売中
場所:静岡県伊豆の国市
出力:9.88kW
販売区画数:10枠
月額料金:1600円

 

・芳賀町ソーラーシェアリング(仮称):2024年2月下旬以降稼働予定
場所:栃木県芳賀町
出力:106.950kW
販売区画数:100枠
月額料金:2000円
先行案内フォーム:https://forms.gle/pMfX9tn1sqKgU9ET9

 

5.株式会社UPDATERについて 

2021年10月1日にみんな電力株式会社より社名変更。ソーシャル・アップデート・カンパニーとして、法人個人向けに SX*サービスを提供する。独自の特許ブロックチェーン技術を活用し、世界初で電力トレーサビリティを商用化した再エネ事業「みんな電力」は、国内トップクラスのプラットフォームとなっている。「顔の見えるライフスタイル」の実現のため、ウェルビーイング事業「みんなエアー」、エシカル調達事業「TADORi」などを展開。第 4 回ジャパン SDGs アワード内閣総理大臣賞、2021 年度 NIKKEI 脱炭素アワードにおいてプロジェクト部門大賞など受賞暦多数。
*サステナビリティ・トランスフォーメーション

 

 

【会社概要】
所在地: 東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル8F
代表取締役: 大石 英司
設 立: 2011年5月25日
資本金: 13億498万円(資本準備金 20億3,918万円) ※2022年3月31日現在
事業内容:Climate Tech事業「みんな電力」、Well-being Tech事業「みんなエアー」等
コーポレートサイト : https://www.updater.co.jp/

 

本件のお問い合わせ先 
<「ピーパ」について>
SX共創本部 パーソナルSX部 「ピーパ」担当宛て
E-mail :ppa-personal@minden.co.jp

 

<報道関係>
株式会社UPDATER 共創・コミュニケーション部 菊川
TEL:03-6805-2228(受付時間 平日 11:00~15:00)
E-mail :pr@minden.co.jp

 

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