電気のコラム
【おしえて‼まいけるさん】一人暮らしの電気代(平均)を地域別や男女別、年齢別で詳しく調べてみた。
みなさん、こんにちは。電力会社のしくみを知り尽くした みんな電力のお助けキャラ、まいけるさんです!
あまり意識することはありませんが、私たちは部屋の照明や身の回りの家電など、生活の中で多くの電気を使っています。そのため毎月必ずかかるものです。毎月の電気代が安いのか高いのか、気になる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、一人暮らし世帯における、男女別や別の電気代(をご紹介します。
電気代に大きな影響を与える「契約アンペア数」や、気軽にできる節電方法といった、電気代を考えるうえで必ず押さえておきたい情報とあわせてチェックしていきましょう。
一人暮らしの光熱費から知る電気代の平均とは?
まずは、一人暮らし世帯における平均的な水道光熱費の内訳をご紹介します。
表を見ていただくとわかるように、電気代が全体の約半分を占めている点です。照明・冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど、生活するうえで電化製品は欠かせないもの。そのため、ガスや水道よりも費用がかさんでいます。
生活費を抑えたいなら、電気代は決して無視できない項目であると言えるでしょう。
データ別にみる一人暮らしの電気代の平均
続いて年齢や地域ごとの平均電気代をご紹介します。ご自身の状況と照らし合わせながら、毎月支払っている電気代が標準的なのかどうかを確認してみてください。
■【男女別】一人暮らしの電気代平均
■【年齢別】一人暮らしの電気代平均
■【都市の規模別】一人暮らしの電気代平均
※
大都市:政令指定都市および東京23区
中都市:大都市を除く人口15万人以上の市
小都市・町村:人口15万人未満の市
電気代と契約アンペア
ここまで一人暮らしの平均的な電気代をご紹介してきましたが、契約している電力会社や使用している電気の量が同じでも、契約内容によって電気代が点には注意が必要です。
中でも電気代に大きく影響するのが、同時に使用できる電気の量を決める「契約アンペア」。電気代のうち、基本料金はこの契約アンペア数によってほぼため、を選べば、その分だけ毎月の電気代も高くなります。
例として東京電力の料金設定を見てみましょう。
20Aと60Aを比べると、1,000円以上も基本料金が高くなっていることがわかります。
■契約アンペアを一度確認してみよう
契約アンペア数によって変わるのはあくまでも“同時に”使える電気の量です。そのため家電の数が少ない世帯では、契約アンペア数を下げるだけで、電気代を節約できるかもしれません。
他にも同時に多くの家電を使うことがないなど、検針票や分電盤(ブレーカーが付いている場所)を見て契約アンペア数を確認してみてはいかがでしょう。ただし、電気代のことだけを考えて契約アンペアを必要以上に低くしてしまうと、頻繁にブレーカーが落ちるといったケースがある点には注意してください。
また契約アンペアの変更には、ブレーカーの取替工事が必要なケースがほとんどです。変更を考える際は、契約している電力会社のホームページで詳細を確認しておきましょう。
一人暮らしで電気代を節約する方法「無理のない省エネ節約」
ここまで記事を読み進めて、「平均よりもずっと多く電気代を支払っている」「節約が必要なのかも」……と不安になった方もいらっしゃるかもしれません。
ここからはそんな皆さんのために、電気代を節約する具体的な方法をご紹介していきます。手間をかけずに無理なくできる方法ばかりですので、気になったものがあれば、ぜひ生活に取り入れてみてください。
■照明に関する節約方法と効果
・電球や蛍光灯を取り替える
電球や蛍光灯は、種類によって消費電力が大きく異なります。そのため省エネ性能に優れたものを選べば、部屋の明るさを変えることなく電気代の節約が可能です。
例えば白熱電球から電球型蛍光ランプに取り替えれば年間で約2,270円、電球型LEDランでは約2,430円の節約が期待できます。
・点灯時間を短くする
照明の点灯時間を1日1時間短くするだけで、白熱電球では年間530円、蛍光ランプとLEDランプではそれぞれ120円・90円の節約に。
使っていない部屋の照明などは、こまめに消してみましょう小さな節約ではありますが、ちりも積もれば山となるかもしれません。
■冷蔵庫に関する節約方法と効果
・設定温度を下げすぎない
あまり知られていないことではありますが、冷蔵庫にはエアコンと同じように設定温度を変更できる機能が備わっています。皆さんがお使いの冷蔵庫にも、設定用のつまみなどが付いているはずですので、一度確認してみてください。
冬には設定を1段階上げるなど、季節に合わせて設定温度を適切に変更すれば、年間で1,400円の節約につながります(設定温度を「強」から「中」に1段階変更した場合)。
■パソコンに関する節約方法と効果
・使っていない時は電源を切る
当たり前のことですがの使用時間を1日1時間短縮するだけでも、デスクトップ型での節約効果が生まれます。
使い終わった後に電源を切るのはもちろん、一定時間ごとにスリープモードに切り替える設定をしておくのもおすすめです。デスクトップ型であれば電源、ノート型であればバッテリーの寿命を延ばせるのもうれしいところ。
電気や電力会社について詳しく知りたい方はこちら!
“電気”は生活に欠かせないものですが、 使って当たり前、身の回りにあって当たり前なことから、その存在を意識することはあまりありません。
でも、身近なものだからこそ一度目を向けてほしいものでもあります。
みんな電力では、さらに、電気の生産者の顔を見える化する取り組みをしています。皆さんはコンセントの向こう側を考えてみたことがありますか?コンセントの向こうは電線につながっていて、さらに変電所、発電所につながっています。発電所は、電気の生産者。野菜と同じように、電気にも生産者がいるのです。
出身地や、おじいちゃんおばあちゃんの家の生産者もいるかもしれません。一度みんな電力のホームページ(電気の生産者一覧)をチェックしてみてください。
https://portal.minden.co.jp/powerplant-list
【参考URL】
家計調査 | 政府統計の総合窓口
従量電灯B・C|電気料金プラン|東京電力エナジーパートナー株式会社
https://www.tepco.co.jp/ep/private/plan/old01.html
無理のない省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報 | 省エネポータルサイト
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/