自家発電のススメ
自家発電レポvol.1~ベランダで発電!ポータブルバッテリーへの蓄電に挑戦しました
みんな電力では、「再エネをつくるライフスタイル」を提案する第一歩目として、工事不要の再エネグッズの取扱いを始めました!
本日は、みんな電力スタッフが使ってみたレポートをお届けします♪
【自家発電レポvol.1】
ベランダで発電!ポータブルバッテリーへの蓄電に挑戦しました
~目次~
1.背景
2.自己紹介
3.商品紹介
4.結果
5.使ってみた感想
1.背景
近年、世の中は目まぐるしい変化にさらされ、私たちの生活も大きく変わりました。
気候変動、電気料金の変動、そして災害による停電の懸念などといった電気の問題は、
真剣に向き合わなければならないものだと考えています。
みんな電力は、色んな場所で色んな人が色んな方法で、自ら電気を作る選択肢を届け、
電気を使う方と作る方、そして電力会社が、お互いに楽しく頼りあえるような社会を目指したいと思っています。
しかしながら現在は、再エネを作ろうと思うと、戸建ての持ち家で数百万円の初期投資を支払える人に限定されてしまいます。
なので、集合住宅や賃貸に住む方、大きな初期投資が不安な方、どんな事情であっても、再エネを作れる方法の模索を始めました。
誰もが気軽に、家庭菜園のような感覚で再エネを作ることにチャレンジできるよう、
まずは「工事不要の再エネ自家発電グッズ」の取扱いを始めました!
どのようなサービスに成長させて行くか、ぜひ皆さまのお声を聞きながら取り組みたいと思います。
2.自己紹介
それでは、再エネ自家発電グッズを使ってみたスタッフの自己紹介をします!
【使った時期】
・2022年12月
【住宅環境】
・神奈川県の集合住宅3階で2人暮らし中
・広いベランダは西向きで、日中の日当たりが抜群
【電気の使い方】
・12月は1日に5~10kWhほどの電気使用量 (*)
・在宅勤務が多く、照明とPCを常時使用
・その他は電気ケトルや炊飯器といったキッチン家電や、朝夕に使うオイルヒーターの消費が大きい
引っ越しの時に一目ぼれした広くて日当たりの良いベランダが、今回の自家発電に役立つか!?
うきうきしながらチャレンジを開始しました。
* kWhとは、1時間あたりに消費された電気の量を表す単位です。
日本の家庭の平均的な電気使用量は、1か月あたり300kWh、つまり1日10kWhほどです。
居住人数や電気の使い方、季節によって大きく変わりますので、ご自身の使用量をマイページからチェックしてみてくださいね。
3.商品紹介
今回は、みんな電力で取扱いを始めた中でも大容量のセットを試してみました。
(1つ目の写真は届いたときの箱入りの状態。2つ目は箱から取り出してほやほやの綺麗な商品です。)
▼ソーラーパネル
ソーラーパネルは、両面で発電できる220Wのもの。
電子レンジが500Wの出力だと考えると、その半分くらい。どのくらい発電できるのでしょうか。
縦は私の腰までで、横に広げると最大180cmほどになる大きめのパネルです。
このパネルが意外と重い!10kgほどなので、届いたときはびっくりしました。
▼ポータブルバッテリー(蓄電池)
バッテリーは、1,024Whの大容量ポータブルバッテリー。我が家の1日の電気使用量の1/5ほどの容量です。
スマートな見た目で、置いているだけでオシャレな商品デザインです!
こちらもパネルと同じくらいの重量ですが、取っ手が付いているため持ち運びに便利。
▼ケーブル
ソーラーパネルとバッテリーを接続するための変換ケーブルも用意しました。
ソーラーパネル用の「MC4ケーブル」は初めて見る形状です。防水性と強度に長けているらしく、安心して使い始められました。
4.結果
今回のブログでは、ソーラーパネルのみでバッテリーに電気を貯めてみた結果をお伝えします!
毎朝、部屋の中からパネルをバーンと出し、バッテリーもベランダの陰に置いてケーブルでつなげます。
今回のチャレンジでは、
雨の降っていない日の、午前10時ごろから午後4時ごろまで6時間ほど外に出すようにしました。
4%(40Whほど)しか入っていない状態からスタート!
・1日目(晴れ):4%⇒17%(130Whほどの蓄電)
・2日目(晴れ時々曇り):17%⇒27%(100Whほどの蓄電)
・3日目(晴れ):27%⇒45%(180Whほどの蓄電)
・4日目(晴れ):45%⇒57%(120Whほどの蓄電)
・5日目(どんより曇り):57%⇒62%(50Whほどの蓄電)
220Wのパネルで1時間20Whほどの発電ということで、10%の変換効率、といったところでしょうか。
少ない!と思う方もいるかもしれませんが、実はソーラーパネルの変換効率は20%前後が一般的(経産省より)。
屋根に設置するパネルは25%あれば高効率だと言えます。
先ほどのベランダの写真で分かる通り、ベランダの柵でだいぶ照射量が少なくなっていることや
両面パネルなのに日の当たる片面しか活用できていないことによって、低めの変換効率になっていることが考えられます。
例えば壁面に反射するアルミ素材のシートを貼ってみたり、時間帯によってパネルの向きを変えてみたり、
物干しざおの上にパネルを広げてみたり、色々対策のしがいがありそうです!
5.使ってみた感想
さて、今回は集合住宅で気軽に始められる「再エネをつくるライフスタイル」のため、
ベランダに折り畳みソーラーパネルを置いて再エネを発電し、ポータブルバッテリーへ充電してみました。
1日目はソーラーパネルが「でかい!重い!ベランダに出す作業がめんどくさい、、」
と思ったのですが、慣れたら布団を干すように出し入れできるようになりました。
家事のひとつのような感覚です。
日中はほとんど存在を忘れているのですが、夕方、「今日はどのくらい貯まったかな~」と、
家の中に入れて充電のチェックをするのがシンプルに楽しいです!
一方で、大容量のセットということもあり、置き場には少し困ってしまうかもしれません。
なるべくベランダの近くに置きたいため、今後も工夫してみたいと思います。
次回は、このポータブルバッテリーを使って、実際どこまで生活ができるのか?そんなテーマで発信します!
お楽しみに!
▼今回使用した商品
*上記3点は、はじめての自家発電セットMでまとめてのご注文が可能です。