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発電所

あつぎ市民発電所でサツマイモ植えイベントに参加してきました!

 

こんにちは!

今年度の新入社員の園木です。

 

今回は、ソーラーシェアリングで「顔の見える電力™」を作っているパートナー様の一つ、

『あつぎ市民発電所』さんにお招きいただき、サツマイモの植苗作業をお手伝いに行ってきました。

 

※『あつぎ市民発電所』のHPはコチラ

https://atsugi-shiminhatsudensho.net/

 

 

 

 

◎あつぎ市民発電所について

あつぎ市民発電所は、2018年7月に非営利型一般社団法人として設立されました。

脱原発や気候危機対策、地産地消や市民の手によるまちづくりを目的に掲げ、

ソーラーシェアリングの発電をはじめとした市民参加型の様々な活動を行っています。

 

発電所の出力は19.8kW。

『1号機』という名前には、2号機、3号機と増やしていきたいという思いが込められています。

 

空に向かって開かれた太陽光パネルは、厚木市飯山にある落合農園ののどかな景色にゆったりととけこみ、

暖かな太陽の光を受けて、一般家庭6~7軒分の電力を発電しています。

 

なんと、発電を始めてからの1年と4カ月で18.8トンのCO₂を削減したのだとか。

 

 

 

 

◎サツマイモの植苗をお手伝いしました!

ソーラーシェアリングとは、農地の上に太陽光パネルを置いて農業と発電を両立させるしくみのことです。

再生可能エネルギーの普及や、耕作放棄地の新しい活用法などに繋がり、注目が集まっています。

 

さて、そんなあつぎ市民発電所がある落合農園はサツマイモの植苗のシーズンを迎えています。

今回は、その植苗作業をお手伝いさせていただきました。

 

発電所の代表を務める遠藤さんの呼びかけで集まったのは20人ほどのボランティアさんたちです。

理事の方、地域の方とそのご友人、農業大学の学生さん、そして子どもたちが集いました。

 

子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで総動員で、力を合わせて畑に新たな命を吹き込んでいきます。

 

ちなみに、弊社内でも

 

「発電所の方とお話がしたい!」

「土を触りたい!」

 

という声がたくさんあがり、合計5名で参加させていただきました!

 

 

 

作業について説明を受けます。みんなやる気満々です。

 

 

 

 

今回植える苗は、ベニアズマ、ベニハルカ、ナルト金時の3種類。

みなさんはサツマイモの苗を見たことがありますか?

この苗たちに、たくさん実がついていくのですね。

 

 

 

 

 

天井の太陽光パネルから伝って落ちてくる雨水を避けるように

間隔を空けて苗を植えていきます。

はしゃいでいた子どもたちも、いつしか真剣な表情を浮かべて植苗に没頭していきました。

 

 

 

 

弊社のスタッフも子どもたちに負けじと真剣な顔そのもので挑みます。

慎重に、丁寧に、そして愛情をこめて。大きく育つように心を込めて植えていきます。

本人曰く、心の中ではずっとハイテンションだったそうな。(笑)

 

 

 

代表の遠藤さんは、本当にお顔が広く、求心力をお持ちの方なのだとか。

わきあいあいと楽しげに作業するボランティアさんたちからも、遠藤さんの温かいお人柄が伺えました。

 

『市民を巻き込んで、地域に活気をもたらしていきたい。』

このあつぎ市民発電所には、そんな思いが熱く込められています。

 

 

 

今回は残念なことに、雨もぱらつくような曇りでしたが、最後の方で太陽が顔を出してくれました。

 

ここ、あつぎ市民発電所では太陽の恵みを受けて作物が育ち、電気が生まれ、

そして、地域にも温かな笑顔が広がっていきます。

 

 

◎生産者と消費者を繋ぐ、『顔の見える電力™』。

みんな電力では、電気代の一部を通して指定した発電所を応援できるシステムがあります。

そして今回は、このあつぎ市民発電所を応援してくださっているお客さまが1名、作業を手伝いに来てくださいました。

※「応援」をすると、今回の援農イベントのような素敵な各種イベント(見学会、収穫祭など)の案内が届きます!

 

 

お住まいが隣の海老名市で、高校時代はよく厚木市でアルバイトをしていたそうです。

 

「自分の使っている電力が、どんなふうに作られているのかを実際にこの目で見てみたかったし、

やっぱりここは地元ですから。友達も多く住んでいますし、そういうところで作られた電気を使ってみたいですよね。」

 

そう仰って、ご自身も指先を土まみれにしながら、

なんだか不思議そうな、どこか愛おしそうな表情で農作業に参加されていました。

 

 

 

 

◎まだまだこんなもんじゃ足りない!もっともっと広めたい!

最後に、発電所代表の遠藤さんに今後の取り組みについてお話を伺いました。

 

「この(発電所が)1つじゃね、ちょっとね、足りないので、もっともっと作りたいなあと!

ソーラーシェアリングでももちろんいいんだけど、そうじゃない形でもね。

たとえば、老人ホームの屋根の上にパネルをつけて、そこで使ってもらうとか。

そんな形でも地域に広めていけたらいいなあと思います。」

 

今後は、今回訪れた1号機につづいて、2号機、3号機と増やしていく。

ソーラーシェアリングにとどまらず、再生可能エネルギーを通じて、

地域のつながりを太く、強くしていく。

 

地域内の市民はもちろんのこと、他の地域や大学、企業、行政など全部を巻きこんで仲間を増やしていこう。

みんなで、これからの社会や未来をどんなものにしていきたいのか考えていこう。

 

そんな想いが、遠藤さんのご姿勢や言葉からはひしひしと伝わってきました。

 

 

 

◎発電所を選ぶということ

発電所は、『どのような方法で発電しているのか』がよく注目されがちです。

気候危機が迫り、脱炭素社会が叫ばれている今日では、

確かにそこに注目して電力を選ぶのはとても大切なことだと思います。

 

しかし、発電所というのはただの無機質な設備ではありません。

そこには人がいて、地域の社会があります。

想いや情熱をもって、電気を作っている人たちがいます。

汗を流し、苦労を重ねながら、一生懸命に電気を作っている人たちがいるのです。

 

電気を選ぶことは、これからの社会を選ぶということ。

そして、発電所を選ぶというのは、その作り手の想いを応援するということなのです。

 

今回は、そんなことをいっそう深く感じた訪問となりました。

また訪れる日が待ち遠しいです。

 

今後も今回のような発電所訪問レポートをどんどん更新していきますので、どうぞお楽しみに!!

 

 

 

あつぎ市民発電所の応援はこちらから!

「応援」をすると、今回の援農イベントのような素敵な各種イベント(見学会、収穫祭など)の案内が届きます!

https://portal.minden.co.jp/powerplant-info/MP000163

 

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