発電所ツアー
「オンライン発電所ツアーvol.8 ~比久尼池/花岡池水上太陽光発電所~」を開催しました!
「納得して電気代をお支払いいただきたい!」
そんな想いから始まったオンライン発電所ツアーですが、7月3日(土)に第8回目を開催しました!
皆さんの毎日使う電気が、どんなところで・どんな人によって・どんな想いを持って
作られているのかを知っていただけるイベントです。
今回の主役は、ツアー初となる水上太陽光発電所の電気の生産者さんでした!
当日は、前半・後半の2部構成で
前半(一般公開):水上太陽光発電所の気になることについて
後半(個人需要家様お申込者限定):発電所地域の特産物・玉ねぎのプレゼントクイズ
という内容でお送りいたしました。
▼当日前半部分の動画はこちら
発電所について
比久尼池(ひくにいけ)水上太陽光発電所
花岡池水上太陽光発電所
シエル・テール・ジャパンさんが運営する、
兵庫県南あわじ市の、農業用ため池に浮かぶ水上太陽光発電所です。
ぷかぷか水に乗っているように見えますが、
実は、水中でアンカーが繋がっており、風が吹いても安定して浮かぶことができます。
また、水質に影響が無いように設計されているため、
この農業用ため池の水を使って、地元の野菜が作られています!
当日・前半の様子
前半の部では、シエル・テール・ジャパンより
レミさん、山脇さん、廣川さん、マクマホンさんの4名にご登壇頂き、
・自然への配慮と影響
・水上太陽光発電のメリットとデメリット
・発電所地域との関係性
などについて、お話を伺いました!
本記事では、その中から一部をご紹介します♪
◎メリット
発電所を設置することで、地域の農家さんへため池の賃料が収入として入るため
ため池の管理費・維持費への貢献となっているそうです。
つまり、発電所の設置が、地域の農業を応援することへも繋がっているということですね!
◎デメリット
異常気象には大変気をつけて設計・管理する必要があるとのことです。
設計段階では、その地域の過去10年の風速を分析し、想定される被害に耐えられるようにします。
それだけでなく、昨今の異常気象に対応できるように再設計も進められています。
また、発電所の建設までに、何度も地域へ足を運ぶため、
気が付けば設置完了までに、地域と良好な関係性が構築されているそうです。
さらに、シエル・テール・ジャパンさんは、発電所を設置できればいいというわけではなく
地元の皆さんと、継続して交流していくことを大切にされています。
写真右上・トランクいっぱいのお野菜は、山脇さんが地域を訪問する際に地元の農家さんから頂いたそうです、、!
写真1枚からでも、地元との信頼関係が伺えますね(笑)
当日・後半の様子
後半の部では、発電所地域で穫れた玉ねぎのプレゼントクイズ企画を行いました!
地元の農家さんご協力のもと、シエル・テール・ジャパンさんがご用意してくださいました♪
チャットで回答する、全6問の3択早押しクイズです。
ツアー内でお話した内容や、山脇さんの南あわじ訪問時に必ず食べるものなど(笑)のクイズが出題され、後半は、更に参加型となって大変盛り上がりました!
「電気をつけるたびに、我々のことを考えて頂けると嬉しいです。」
最後に、シエル・テール・ジャパン代表のレミさんから頂いたメッセージです。
普段何気なく使う電気ですが、毎日家に届く電気にも、生産者さんがいることを実感して頂ければ幸いです。
イベントを終えて
今回は、4名の方にご登壇頂き、特に後半の部では大変賑やかな回となりました!
このように、皆さんと電気の生産者さんを繋げる機会を今後もお届けしていきます。
オンライン発電所ツアーだけでなく、より多様な形でイベントをご案内できればと思いますので、是非楽しみにして頂けると嬉しいです。
(みんな電力 山口)