夏休みの終わりを控えた8月末、野球とエネルギーの初めてのコラボレーション・イベント、「エネルギッシュ・ベースボール 荒木大輔野球教室」が開催されました!

 

 
「野球教室とエネルギー・電力自由化」の組み合わせって、なかなか考え付かないですよね。
こちらのイベントは、「社会課題を解決する野球教室」というコンセプトのもと、「歯科衛生とベースボール」などの企画を成功させてきた株式会社KANKYUとみんな電力の出会いからはじまりました。そこに、甲子園のレジェンドで元ヤクルトスワローズ・荒木大輔選手の賛同をいただいて、ついに実現したものです。
 

 
蓋を開けてみると、素晴らしい相乗効果のもと大盛況のイベントとなりました!
野外でのトレーニングや試合で汗をかき、鍛えた技を競い合うスポーツに豊かな自然環境は必須。
今回のイベントを通じて改めて、スポーツとみんな電力が扱う再生可能エネルギーの親和性の高さが、確認できました。

 

野球教室の開催にあたり、みんな電力の代表・大石からのご挨拶

 
今回、賛同いただいた荒木大輔選手は、今回参加された小3〜6の子どもたちのご両親よりもう少し上の世代の誰しもご存知の選手ではないかと思います。
 
荒木選手はピッチャーとして、1980年に名門・早稲田実業に入学。同年夏の甲子園を皮切りに春夏5季連続で出場、エースとしてチームを牽引されました。ハンサムなマスクと、1年目からチームを決勝まで導く破竹の活躍で社会現象を巻き起こし、世間では「大輔」の名が新生児の人気ランキング1位になったほど。現ソフトバンク・松坂大輔選手も、荒木ファンだった父上が「大輔」の名を息子に付けたというのは有名な話です。

 

 
そんなレジェンドの協力のもと、ストレッチ、キャッチボール、ピッチング、守備というベーシックな内容を中心に行われました。少人数のためサイクルも早く、子どもたちも集中が途切れず、充実していた模様。

 

 

 
一通り汗をかいた後はベンチに集まって、皆でエネルギーの勉強会。こちらは、みんな電力の代表、大石が担当させていただきました!

 

野球の練習を終え、疲れて興味もないかと思いきや、エネルギーの話に興味津々だった子どもたち

 
講義はクイズ方式で、例えば「一番電力を使っている球場はどこ?」という質問に、「東京ドーム、ZOZOマリンスタジアム、横浜球場」から選ぶ、といった形でお話をしました。
子どもたちも飽きることなく参加してくれ、大石からのメッセージ「ナイターもテレビ中継も、みんな必ず電力を使っている」、「コンセントを挿した向こう側を考えて欲しい」が、しっかり伝わったようでした。
 
とはいえ、何よりも盛り上がったのは、荒木選手への質問タイム。
子どもからの「乱闘したことありますか?」という質問からはじまり、「ピンチの時はどうしたら?」との質問への荒木選手の答えは、「野球のいいところは、助け合いができるところ。仲間を信頼して、自分にできることをしっかりやる」でした。
 
これは、天候に影響されやすい再生可能エネルギーを、たくさん発電できた地域から足りない地域へ融通し合いながら社会をつくっていく、未来の社会のかたちと通じるお話に聞こえました。

 

 
すべてを終えて、荒木選手からは「知らない人が多い電力の世界。こういった取り組みを通じて、野球をきっかけに誰もが関わっている電力のことを知ってくれればいいと思う」とのお言葉をいただきました。まさに、関わっていない人がいないエネルギーについて、みんな電力はこれからも楽しく面白く、様々な取り組みを続けていこうと思います。

 

 
将来的には「スワローズの監督に!」との声も聞こえてくる荒木選手。未来の監督にマンツーマンでレッスンを受けることもでき、しかもエネルギーについて知識も増えた、夏の最後の思い出にはうってつけの1日でした。
 
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子どもたちに向けられた、真剣な眼差し