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【おしえて‼まいけるさん】冬の電気代を節約したい方必見!電気代の安い暖房器具と選び方をご紹介

 

みなさん、こんにちは。電力会社のしくみを知り尽くした みんな電力のお助けキャラ、まいけるさんです!

 

気温がどんどん下がっていくこれからの季節、快適な生活をするうえで欠かせないのが部屋を暖めてくれる暖房器具です。この記事では「快適な部屋で過ごしたいけど、電気代が気になる……」という方に向けて、電気代の安い暖房器具と、生活に合った暖房器具の選び方をご紹介します。

 

暖房器具の種類と電気代

 

ひと口に「暖房器具」と言っても、その種類やそれぞれの長所は多種多様です。電気代とあわせて、知っているようで知らない各暖房器具の特徴もあわせてチェックしていきましょう。

 

なお電気代は使用頻度や室温、各暖房器具の機種によっても変わるため、今回は

 

・1kWhあたりの電気料金を25円

・1日に10時間使用

 

と仮定して、1日あたりのおおまかな電気代をご紹介します。

 

■エアコン

 

暖房器具の代表とも言えるエアコン。部屋全体をまんべんなく暖められ、やけどや火事の心配もないのが魅力です。ON/OFFタイマーや風向きの変更などの機能をうまく活用すれば、快適に暖まることができます。空気の乾燥が気になる方は、加湿器との併用がオススメです。

 

電気代は6~9畳向けの機種で1日125円前後、リビングなど大きな部屋向けの機種で375円前後が目安です。

 

*消費電力を6~9畳向け500W・ 15畳以上向け1500Wとして計算

 

■石油ファンヒーター

 

ヒーターにはいくつもの種類がありますが、はじめにご紹介するのは灯油を燃やして部屋を暖めるタイプです。電源を入れてすぐに暖を取れるのが石油ファンヒーターの一番のメリットだと言えるでしょう。

 

電気代は1日25円から50円前後と他の暖房器具と比べて控えめですが、電気代に加えて灯油代もかかる点には注意が必要です。

 

*消費電力を燃焼時100W~200Wとして計算

 

■電気ストーブ(ハロゲンヒーター)

 

「ハロゲンヒーター」と呼ばれることもある電気ストーブは、部屋の一部分をピンポイントに暖めるのが得意な暖房器具です。他の煖房器具とあわせて、補完的に便利に使えるのが魅力的と言えます。

 

器具本体の価格はリーズナブルですが、その電気代は暖められる範囲の割に少し高め。温度設定が弱・中・強の3段階に分かれている機種では、“弱”でも1日約80円、“中・強”ではその2倍・3倍となる160円・240円が目安です。

 

*消費電力を弱・中・強で330W・670W・1000Wとして計算

 

■オイルヒーター

 

オイルヒーターは、石油ファンヒーターと電気ストーブの中間に位置するような暖房器具です。内部に密閉されたオイルを電気で加熱し、部屋を暖めます。灯油の必要がなく電気ストーブよりも広い範囲を暖められるため、「いいところ取り」とも言えるでしょう。

 

ただしパワフルな分だけ電気代も高めになっており、10畳前後向けの機種では1日300円が目安です。

 

*消費電力を1200Wとして計算

 

■床暖房

 

次にご紹介するのは、足元から優しく暖めてくれるのがうれしい、床暖房です。温かい床に寝転んでいるうちに、ついつい眠くなってうたた寝をしてしまった……という経験がある方も少なくないでしょう。

 

床暖房には電気によって暖めるタイプと、石油・ガス・ヒートポンプによって暖めた温水を循環させるタイプの2種類があります。電気代は8畳の場合、電気式で1日375円前後、温水式(ガス)では175円前後が目安です。

 

*消費電力を電気式で1500W、温水式(ガス)で700Wとして計算

 

■ホットカーペット

 

「足元が寒いけど、床暖房を設置するのは難しいしコストもかかる……」というあなたにおすすめしたいのが、ホットカーペットです。床暖房と比べて暖められる範囲は限られていますが、電源を入れてすぐに温かくなるメリットもあります。デスクの下などに小型のホットカーペットを敷いて、他の暖房器具と併用するのもオススメです。

 

電気代は、2畳程度の大きさのもので1日175円前後と比較的高め。節約したい方は温まるまでにかかる時間の短さを活かして、早朝や夜間などの寒い時間帯にのみ使うなどの工夫をするといいでしょう。

 

*消費電力を700Wとして計算

 

■こたつ

 

一度入ったら出られないことでお馴染みのこたつ。内部のヒーターが発する熱を布団で閉じ込める暖房器具です。こたつと聞くと家族団らんのイメージを抱きがちですが、1人用に作られた小型のものやデスク型など、最近では多種多様なこたつが登場しています。

 

そんなこたつの電気代は1日20円から50円。熱を閉じ込める仕組みのおかげで、今回ご紹介した暖房器具の中でもトップクラスの安さです。

 

*消費電力を80~200Wとして計算

 

 

代表的な暖房器具をひと通りご紹介したところで、それぞれの電気代をまとめておきましょう。1日あたりの電気代(下限)が安い順に並べた表がこちらです。

 

 

 

自分に合った暖房器具はどれ?暖房器具の選び方とオススメの機種

 

ここからは、「実際にどの暖房器具を選べばいいんだろう?」という疑問をお持ちの方に向けて、節約につながる最適な暖房器具の選び方をライフスタイルごとに分けてご紹介します。そして参考として、各ライフスタイルでオススメしているような機種をURLにてご紹介しています。

 

■一人暮らしをしている

 

一人暮らしの場合には、部屋全体を暖めるのが得意なエアコンや石油ファンヒーター、オイルヒーターがオススメです。コンパクトなサイズの機種なら、室内を歩く際にも邪魔になりません

 

なお、石油ファンヒーター・オイルヒーターを使う場合には、必ず一定時間ごとの換気を忘れないようにしましょう。

 

https://kakaku.com/kaden/fan-heater/?lid=pc_ksearch_relatedpage

 

■在宅勤務などで同じ場所にいる時間が長い

 

在宅勤務をしていてデスクなど部屋の1箇所にいる時間が長い方には、ピンポイントに暖められる電気ストーブがぴったり。または座椅子を用意して、こたつを机代わりに使うという方法もおすすめです。

 

https://kakaku.com/kaden/heater/itemlist.aspx?pdf_Spec101=4

 

新型コロナウイルスの影響で在宅勤務に変わった方は、冬に向けてぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

■家族が1箇所に集まることが多い

 

リビングに家族全員が集まることが多いご家庭では、床暖房や大型のこたつが大活躍します。

 

https://kakaku.com/kaden/kotatsu/?lid=pc_ksearch_relatedpage

 

1つの暖房器具を使って一緒に暖まれば、1人あたりの電気代で考えると意外に安く抑えられるケースも。デザインにこだわりたいという方には、洋室にも自然にフィットする家具調の機種がオススメです。

 

 

■寒いのがちょっぴり苦手

 

寒いのが苦手な方や、寒い地域にお住まいの方には、エアコン+足元を暖めるホットカーペット……など複数の暖房器具を組み合わせて使う方法がオススメ。

 

https://kakaku.com/kaden/hot-carpet/?lid=pc_ksearch_relatedpage

 

ホットカーペットを選ぶ時には、タイマーや室温センサーなど、必要な機能が過不足なく備わっているかどうかを確認しておきましょう。

 

最適な暖房器具を選んで、電気代を節約しながら快適に暖まろう!

 

エアコンと石油ファンヒーターは部屋全体を暖めるのが得意、床暖房とホットカーペットは足元から暖めてくれる……など、暖房器具は種類によって、それぞれ長所が異なります。そのため電気代だけに注目して暖房器具を選ぶと、十分に部屋が暖まらず寒い思いをしたり、温度設定を高くすることで余計に電気代がかかってしまったりするかもしれません。

 

ライフスタイルに合った暖房器具を使って、無駄に電気を使わないように節約しながら、これからやってくる寒い冬を快適に過ごしましょう。

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