「みらいの森」を整備してきました! ~2022年・秋~ / BLOG / みんな電力 世界の電力に、選べる自由と楽しさを。

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みらいの森プロジェクト

「みらいの森」を整備してきました! ~2022年・秋~

みなさん、こんにちは!
新入社員の阪口です。

夏に引き続き、今秋も「みらいの森」の整備を実施してきました!
今回は、10月20日・21日の2日間で行いました。

 

みらいの森プロジェクトって?

みらいの森プロジェクトは、美しい地球を未来に繋げていくことを目的とし、日本国内の森林保全・育成を行う活動です。

 

毎年の森林整備は、アトリエデフくりこまくんえんの皆さまと、みんな電力の社員が力を合わせて行っており、私たちが整備をする「みらいの森」(宮城県栗原市栗駒)は、「未来につながるように」という願いをこめて名づけられています。

今回は、当社の事業「みんなリビング」のお客さまである、エヌアイシー・ソフト株式会社の社員3名の方々にもご参加いただきました。

 

本プロジェクトは、2019年に杉の苗を植えることから始まり、今年で4年目を迎えました。

 

山が痩せ、土砂崩れが起こりやすくなっている。CSR活動で企業が植林した木が放置され、かえって山が荒れている。こういった課題が日本の森林に存在します。

そのため、木は植えて終わりではなく、継続的に草を刈ることや、適切な間伐などが必要です。

 

私たちにできることは、ほんの小さなことですが、知見のある方々に教わりながら森を育てること、愛情を持って整備を続けること、そして活動をまわりに伝えていくことです。

 

みらいの森の整備は、エポスプランをご利用の皆さまの電気代の一部を使って運営されています。

 

みんな電力 エポスプラン って?

みんな電力 エポスプランとは、エポス会員さま向けの自然エネルギー100%の電力プランです。

 

エポスプランをご利用頂くと、皆さまの毎月の電気料金から0.5%分が「みらいの森プロジェクト」の活動に使われます。

 

2021年度(2021年4月~2022年3月)の寄付総額は「504,882円」となりました。

そして、「みらいの森プロジェクト」の活動として、森林整備に使う刈り払い機や枝落としのための道具などを購入するために使わせて頂きました

 

エポスプランをご利用の皆さまのご理解とご支援に、改めて心より感謝いたします。

 

▼みらいの森2021年度寄付実績のご報告はこちら

https://minden.co.jp/blog/2022/07/21/7027

 

みらいの森プロジェクト 1日目

今年の春整備から約4ヶ月ぶりの訪問となりました。
素晴らしい晴れ模様の中、山の澄んだ空気は参加者の高揚感を高めてくれます。

大自然が作り出した美しい空間は、人工的なコンクリートジャングルに囲まれている都会では到底感じることができない何かを持っていました。

「地球で生きている」と言葉ではなく体で感じさせてくれるものでした。

 

早速、今回の目的である、森の整備に取り掛かります。

 

 

みんな夢中で草刈りに取り組んでいます。小さな木の成長を助けるため、木の近くまで刈り払い機で、伸びた草を刈っていきます。まだ小さな木を切らないよう神経を指先に集中させ、刈り払い機の振動を感じとります。初めて参加する人もどんどんのめり込み、休憩時間になっても「休まず草刈りしていたい」という声が多く聞こえてきます。

 

 

春には小さかった木々も大きく成長し、毎年の森林整備に参加しているUPDATERの代表・大石の背丈を超えるほどに。

子供が様々なことを瞬時に学習し、ものすごい早さで成長するのと同じように。

成長しきった木と比較すると、若い木の成長は驚きに溢れています。

しかし、人間と木の成長には大きな違いがあります。

 

 

私たち人間の歴史を振り返ると、成長のために環境を破壊し、自然との共存ではなく目先の利益のみに目が向きがちでした。その結果、気候危機をはじめとした様々な環境問題が引き起こされてしまっている状況です。近年になり、私たちは自然の大切さにあらためて気づくことができたのではないでしょうか。

一方、木は成長の過程で、気候危機の原因とされているCO2(二酸化炭素)を吸収してくれます。人間が壊してきた自然。このままでは、取り返しがつかないことになります。人間と自然が共存できる地球を守るために、森は欠かせない存在です。森林整備は今後の地球環境を考える上で不可欠だと実感することができました。

 

 

今回使用した鎌は、エポスプランの電気代の一部で購入したものです。

エポスプランをご利用いただいている皆様のお陰で、私たちも精一杯整備に取り組むことができました。

 

夕方にさしかかり、続いては植樹作業の体験に向かいます。

 

 

このコナラの苗木を一つずつ人の手で植えていきます。

土を掘り、苗木をポットから出し、柔らかい土を根っこに被せ、添え木を挿すという作業です。今まで小さなポットの中で育ってきた苗木を大きな山に植えるという行為は、まさに我が子のひとり立ちを支えている気持ちになってきます。

この木が何十年と成長し、この場所で青々としている姿を想像しながら、一本の木というひとつの命が輝くための、はじめの一歩をサポートすることができて、感無量でした。

 

「元気に育ってくれよ。」そういう思いで。愛情たっぷりの植樹体験を終え、我々は帰路に着きます。

 

 

みらいの森プロジェクト 2日目

2日目は今春から整備を始めた新しい森での作業になります。

この森では、何年も前に植樹されたまま放置されたスギやヒノキなどの針葉樹と他の木々が混在し、暗い雰囲気を醸し出していました。

 

 

しかし、この暗い森の中では木の生育が止まってしまいます。

この木々を大きく綺麗に育てるためには、密集した一部の木を切り倒し、枝打ちの作業をし、日光が隅々まで届くように整備する必要があります。

 

 

高い場所にある枝にも手を伸ばし、小さな枝を落としていきます。

 

 

全体重を使い、絡みついたツタを取り、

 

 

時には枝の間に埋もれながらも、

 

 

明るい森に整備することができました。

 

 

私たちの周りには様々な木の製品があります。私も今、木製テーブルでこの記事を書いています。

木は生命です。同じメーカーの木を使う製品だとしても、全く同じものはこの世に2つとして存在しません。一本一本の木が、独自の模様を描きながら成長し、加工され、私たちの生活をとても便利に、豊かにしてきました。

 

私は森林整備の体験を通して、私たちが木々から得られる多大な効用を実感し、森は人間と共存するために歩み寄ってくれているのではないか、と考え始めました。

 

さらに、森は、昨今の環境問題の解決にも手を貸してくれています。

森を整備することで、持続可能なみらいの実現に近づくことができます。

 

私たちは、美しい地球を未来の子どもたちのために、これからも愛情と責任を持って、みらいの森プロジェクトを継続していきます。

 

エポスプランをご利用の皆さまと一緒に、美しい未来を繋げていければと思っております。

 

これからも、応援頂けますと幸いです!

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