その他
笑ってばかりもいられない!気候崩壊の実態
みんな電力として初の実写テレビCMとなる、「暑すぎ」篇がこの度公開となりました。※現在は非公開中です。
かんかん照りの太陽の下。
「暑すぎ〜♪」と歌いながら、ちょっと変わった工夫で暑さをしのぐ人たち。巨大な麦わら帽子で日差しを避けたり、ジョウロで水浴びをしたり、うちわをいくつも重ねてみたり…。
この異常な暑さの原因のひとつと言われる地球温暖化。今回のCMでは、誰もが共感できるそんな暑さをフックに、温暖化対策として、1人ひとりができることがある、ご家庭の電力を再生可能エネルギーに切り替えられると知ってもらうことが狙いです。
温暖化がもたらす「気候変動」そして「気候崩壊」は、簡単には解決できない深刻な問題です。みんな電力はその問題と真剣に向き合いたい、アクションしたいと思っています。だからこそ、みんなが取り組みたくなるような、前向きで楽しいイメージでの表現方法を選びました。
このCMをきっかけに、少しでも多くの方に気候崩壊の実態を知っていただきたい。そのような思いを込めて、動画や解説資料をいくつか、このページでご紹介します。
2100年 未来の天気予報 夏
このまま有効な対策を執らずに地球温暖化が進行すると、2000年頃からの平均気温が最大4.8℃上昇すると予測されています。
この動画は、気候変動政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書のRCP2.6とRCP8.5のケースを想定し、また、最新の気象状況等を踏まえ、産業革命以前からの気温上昇を1.5℃に抑える目標を達成した2100年と、達成できなかった2100年の天気予報です。
不都合な真実2:放置された地球
ボニー・コーエンとジョン・シェンクによる2017年のアメリカ合衆国のドキュメンタリー映画。『不都合な真実』の続編であり、気候変動問題に取り組むアル・ゴア元米国副大統領がとらえられ、2016年のパリ協定調印までの道のりに焦点が当てられています。
映画『気候戦士 ~クライメート・ウォーリアーズ~』
100%再生可能エネルギー転換に世界は動く!映画『第4の革命』の成功から7年。カール-A・フェヒナー監督が再び気候変動を止めるために制作した渾身のドキュメンタリー。17歳の先住民でヒップホップ・アーティストのシューテスカット・マルティネス、アーノルド・シュワルツェネッガー元カリフォルニア州知事ら、気候活動家たちの挑戦に密着。
気候変動の観測・予測及び影響評価統合レポート2018 ~日本の気候変動とその影響~
日本を対象とした気候変動の観測・予測・影響評価に関する知見を取りまとめたレポートです。このレポートでは、観測結果に基づく気候変動の現状と将来の予測結果について、平成25年3月の統合レポート公表後に得られた最新の知見や、気候変動により現在生じている影響及び将来予測される影響についての記述が大幅に拡充されました。特に気候変動への適応策を考える際に役立つ資料です。
出典:環境省ホームページ http://www.env.go.jp/earth/tekiou/report2018_full.pdf
環境省パンフレット「STOP THE 温暖化 2017」
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の知見を踏まえ、地球温暖化について原因や影響、対策について解説しているパンフレットの最新版です。
IPCCは、1988年にWMO(世界気象機関)とUNEP(国連環境計画)のもとに設立された組織であり、195か国・地域が参加しています。気候変動に関する最新の科学的知見(出版された文献)についてとりまとめた報告書を作成し、各国政府の気候変動に関する政策に科学的な基礎を与えることを目的としています。
出典:http://www.env.go.jp/earth/ondanka/knowledge/Stop2017.pdf
環境省 COOL CHOICE 地球温暖化の現状
環境省「COOL CHOICE」のWEBページでは、地球温暖化にまつわる将来予測やメカニズム等の解説に加え、関連動画や取り組みといった多岐に渡るコンテンツを見ることができます。日本では、2015年のパリ協定を踏まえ、2030年度に温室効果ガスの排出を2013年度比で26%削減する目標を掲げています。この目標達成のためには、家庭・業務部門においては約4割という大幅削減が必要であり、政府は、脱炭素社会づくりに貢献する「製品への買換え」、「サービスの利用」、「ライフスタイルの選択」など地球温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動「COOL CHOICE」を推進しています。
出典:COOL CHOICE ウェブサイト https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/ondanka/