発電所ツアー
こうして、太平洋の活動家と日本海の発電所は繋がった。 オンライン発電所ツアー@西遊佐風力発電所
こんにちは! UPDATER(みんな電力)新入社員の園木です!
早いもので、もう12月ですね。季節も秋から冬へと移ろい、風も強く冷たくなってきましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
そんな風が強くなるこの冬という季節は、
風力発電にとっては、まさに絶好のパフォーマンスが発揮される季節でもあります!
■『Bring me 応援でんき』誕生記念!
オンライン発電所ツアー@西遊佐風力発電所(山形県遊佐町)を開催!
株式会社UPDATERは、応援型新プラン『Bring me 応援でんき』の誕生を受けて、協力発電所である西遊佐風力発電所のオンライン発電所ツアーを11/20(土)に実施しました。
オンライン発電所ツアーとは、「コンセントの向こう側をのぞいてみよう!」という、みんな電力の「顔の見える電力™」のコンセプトから生まれたイベントで、これまでも津々浦々のさまざまな再生可能エネルギーの発電所をご紹介してきました。
今回、開催のきっかけになった『Bring me応援でんき』は、再生可能エネルギーの普及と、ゴミ削減ボランティア団体「Bring me Shonan」の活動のどちらにも貢献できる応援型の電力プランで、西遊佐風力発電所を運営する山形県のゆざウインドファーム様のご協力によって実現しました。
▼Bring me応援でんきの詳細▼
\スキームはこんな感じです/
日本海とのコントラストが美しい、西遊佐風力発電所
■当日の様子
登壇ゲストにはゆざウインドファームから加藤社長ならびに社員の皆様、Bring me Shonanから代表の望月様にご登壇いただきました!MCは私、園木が務めさせていただき、念入りな準備を重ねて奮闘したのですが、「司会がボケないからツマラナイ」と社内からは愛のあるブーイングをいただきました。司会って難しい…(´;ω;`)
園木が渾身のボケをした後に、加藤社長の画面が固まってしまう事故も発生(笑)
内容としては、発電所の地域の魅力をお聞きしたり、風力発電の建設までの様子を教えていただいたり、発電所という大きな設備を作ることによる、地域社会とのコミュニケーションの在り方などをお聞きしました。
また、Bring me Shonanの望月様からは、カフェ店舗でのマイボトル運動や、野外フェスイベントへのマグカップ貸出しの協力、イベント・勉強会の実施などのご活動や、そこにかける願いや想いなどをお聞きしました。さらに、ゆざウインドファームの加藤社長からは、地域貢献へのお取り組みや、風力発電の今後の脱炭素社会での役割などのお話をしていただき、これからの社会と私たちはどう向き合っていくべきかというテーマでの対話が生まれました。
せっかくですので、当日の様子を少しご紹介します。▼
発電所のある遊佐町の魅力を聞いたり…
風車について教わります
圧巻の風力発電建設までの流れを写真で追います
Bring me Shonan様の社会への熱い想い、そしてその活動についてお聞きしました
ゆざウインドファーム様の地域への貢献活動からは、
120年続く地元老舗企業としての、地域への真摯な姿勢が伝わってきます。
コンテンツが本当に盛りだくさんで、魅力的なお話ばかりだったこともあり、私の拙い進行でも120分という時間が、あっという間に過ぎ去ってしまいました。
それにしても、社会のために、真剣に仕事や活動に向き合っている姿というものは、本当に素晴らしいなあと、お二人のお話を聞いていて改めて深く感じました。社会を変えるということ、新しいものを作っていくということは、本当に地道で果てしない作業です。この場で司会をさせていただけたことを、心から光栄に思っています。
■参加者の方のお声
参加者の方々からも、たくさんのありがたいご感想を頂戴いたしました!^^
いくつかご紹介させていただきます。
「発電所そのものだけではなく、その地域の魅力や様々な観点での活動がわかり有意義でした。」
「風力発電所の建設過程とプラゴミに立ち向かっている人たちのコミュニティを知ることができて、貴重な時間になりました。」
「風力発電所の建設途中の写真を見たときはテンションが上がりました!」
「再生可能エネルギーを実現することの大変さ、それを実現しよう現場を支える一人ひとりの熱意に触れた2時間でした。」
「自分の住む町にも風力発電がありますが、昨日までは建ってるなあ程度の気持ちでした。市に発電量や電気の使い途などをたずねてみたくなりました。電気を作る人、作ることを身直に感じました」
■電気を選ぶこと、その先まで考えること。
昨今の社会では、気候変動への危機感が高まり、脱炭素化が叫ばれる時代に突入しています。そんな中で、「再生可能エネルギーの選択」というエネルギーシフトは、とても大きな影響を持つ解決策として注目されています。
私たちは、その再生可能エネルギーという手段を提示するとともに、もう一歩踏み込んだ、「電気の生産者と出会う」という体験を生み出し、拡げていきたいという想いで「顔の見える電力™」を作りました。
そしてその願いをさらにアップデートし、電力にとどまらない「顔の見える経済圏」を提案して、拡大していく存在であり続けたいと思っています。
毎日が多忙で、情報の洪水に溺れてしまいそうな今日の世の中で、ひとつひとつの消費行動に意識を向けることはとても難しく、時には煩わしいとすら感じてしまうと思います。しかし、すべての商品やサービスには、その「作り手」となる人々がいて、その人々すべてに人生があり、思いがあり、その人だけの仕事があります。
電気という、誰しもが使っているものであるからこそ、ぜひその作り手に思いを馳せる瞬間を少しでも増やしていくことができたら。きっと社会はもっと面白く、もっと良いものになっていくと信じて、私たちはこの仕事を作らせていただいています。
ぜひ、これをお読みいただいている皆様も、普段何気なく使っている電気のこと、色々な商品やサービスのことに思いを巡らせて、もっと素敵な社会ってどんな社会だろうか、と一緒に考えてみませんか?
その先にはきっと、素敵な出会いが待っていると思います^^
以上、イベントレポートでした。
長文にもかかわらず、最後までお読みいただいてありがとうございます!
株式会社UPDATER パワーイノベーション部
園木豪流
【過去のオンライン発電所ツアー】
▼2020/5 オンライン発電所ツアー@おひるねみかん発電所
▼2020/7 バーチャル発電所ツアー@長野県企業局
▼2020/10 オンライン発電所ツアー@椎茸ソーラーシェアリング
▼2021/2 オンライン発電所ツアー@ソーラーシェアリング上総鶴舞
▼2021/6 オンライン発電所ツアー@BPS大東龍間発電所
▼2021/7 オンライン発電所ツアー@比久尼池/花岡池水上太陽光発電所
【発電所ツアー】
▼2019/6「顔の見える電力」体験バーベキュー@磯沼ファーム
▼2019/8「顔の見える発電所ツアー」@高遠さくら発電所
▼2019/11 顔の見える発電所ツアー@千葉県匝瑳(そうさ)のソーラーシェアリング
▼2020/1 顔の見える発電所ツアー@足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ