幸せな瞬間が続いて欲しい「中津川THE SOLAR BUDOKAN 2023」 / BLOG / みんな電力 世界の電力に、選べる自由と楽しさを。

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幸せな瞬間が続いて欲しい「中津川THE SOLAR BUDOKAN 2023」

みんな電力/UPDATERは、100%再生可能エネルギーで運営するフェス「中津川 THE SOLAR BUDOKAN 」に協賛して今年で約10年目です。そんな、お付き合いが深い中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2023(以下、ソーラー武道館)に参加してまいりました。

入社2カ月目の新人社員として2日間のフェスで得た様々な体験や感想を皆さまにシェアします。ぜひ、お付き合いください!

中津川THE SOLAR BUDOUKANとは?

中津川 THE SOLAR BUDOUKANとは、アーティスト電力のお仲間でもある佐藤タイジさん(シアターブルック)がオーガナイザーを務め、ライブ演出や運営に関わる電力のすべてを太陽光発電で行っている、100%再生可能エネルギーで運営するソーラーロックフェスティバルです。

 

コロナ禍を経て、今年は4年ぶりに岐阜県中津川市の会場で規制なしの通常開催が実現しました。

再生可能エネルギー100%のフェスって最高!!

会場に入りまず目にしたものは、会場の各地に設置された無数の太陽光パネル。

 

このイベントの一番の特徴は、すべて再生可能エネルギーで運営されていることなんです!

 

そのこと自体は事前に知っていましたが、実物を前にしたらその迫力たるや入社して間もない私にとっては、太陽光パネルを間近で見るのは初めてだったためかなり新鮮でした!

 

目の前で発電された電気がステージ上のアーティストたちの音を届けてくれている。そう考えると形のない「再生可能エネルギー」というものが実際に存在するのだと感じ、何とも言えない不思議な感覚になりました。

 

電気というのは当たり前に私たちの生活の中にありすぎて、可視化も出来ません。そのため、どこで作られてどこから届いているのか、自分がいつ電気を使っているのかなど、正直今まで考えたことすらもありませんでした。

 

しかし、「顔の見える電力」に出会ってから、お気に入りのお店で服を買うように「電気も自分で選べる」ということを知りました。

 

今回のソーラー武道館では自分が納得する方法で発電し、音楽を楽しむことができたので、「再生可能エネルギーのフェスって最高!」と思わず言いたくなるほど心地よかったです!

 

中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2023HPより

今年の ソーラー武道館のテーマは「Journalism」。

 

そのテーマにふさわしく、出演するアーティストが音や言葉で、地球温暖化、気候危機に対して想いを伝えていたことがとても印象的でした。

 

オーガナイザーの佐藤タイジさんが訴えていたのは、報道の自由度が世界の中では低く、様々な忖度や癒着も横行する日本で「音楽はメディアだ」ということ。

 

青い空の下、緑に囲まれたステージで、いとうせいこうis the poetの『一本の樹木は森である』を聴いた時、体に響くベースの音や演奏の音と、胸にストレートに入ってくる言葉によって、文章ではうまく表せないほど神秘的な空間が生まれているように感じました。

 

音楽のパワーを改めて体験し、メッセージを訴えかけられた私はたまらなく痺れました。

 

 

音楽は多様な手段でメッセージを伝えてくれるからこそ、歌詞や音を自分の中で咀嚼して意味を見つけることができたり、はたまた意味なんかなくとも、ただただ素晴らしい音楽に感動し、日々の生き甲斐やモチベーションになったりします。

 

「心揺さぶられる瞬間と刺激があったな」と、フェスが終わって日常に帰ってきてからも余韻に浸っています。

 

アーティストがみんな電力ブースに出没!

なんとステージ後、いとうせいこうさんがみんな電力ブースに来てくださり、『いとうせいこう発電所』のフラッグにサインをしてくださいました!スタッフ一同、大盛り上がり♪

 

 

 

太陽のタイジ発電所』の佐藤タイジさん(シアターブルック)にもサインを頂きました。

 

 

大木伸夫(ACIDMAN)× みんな電力/UPDATER大石×MCジョー横溝による豪華トークセッション

大木伸夫発電所』のオーナーであるACIDMAN Vo, G 大木伸夫さん、みんな電力/UPDATER代表大石とMCジョー横溝さんで行ったトークセッションでは、予定よりもはるかに大勢の方に見ていただくことができました。

 

電気を選ぶ理由や、大木さんがなぜ発電所を持つことになったのかなど、深い気づきのある貴重なお話を聞くことができました。

 

 

※詳しくは『僕らが電気を選ぶ理由』 大木伸夫(ACIDMAN) 中津川ソーラー武道館トークセッション 前編/後編をぜひお読みください。

前編:https://minden.co.jp/blog/2024/01/30/8797

後編:https://minden.co.jp/blog/2024/01/30/8809

こどもソーラーブドウカン

ソーラー武道館のもう一つの特徴は、子どもが沢山参加していること!

 

フェスと聞くと、小さい子どもと一緒に行くイメージがつきにくいですが、ソーラー武道館では「こどもソーラーブドウカン」という名の子どもが楽しめるブースが充実しています。

 

「うじキング」こと、うじきつよしさんら豪華メンバーが、ギターやパーカッションの演奏の仕方をレクチャーし、オリジナル曲を子どもたちと一緒に演奏しながらマーチング!何とも可愛らしい子どもたちの笑い声に満ち溢れた空間が広がっていました♪

 

 

他にも、出演アーティスが子どもと一緒になって同じ目線で音楽や自然の魅力を伝えてくれるワークショップもあり、「大人も子ども楽しめるフェスはこのことだ」と感じました。

今年のみんな電力のテーマ

 

今回みんな電力は、オーガナイザー佐藤タイジさんのメッセージを抜粋して冊子を作成し、フェスの来場者全員にお配りしました。

 

「子どもたちが大人になっても、夏フェスを楽しめるように。」

 

今年の暑さが「あの頃は、涼しかったね~」と言われる未来が実際に来るかもしれない。それは、私たちの今の行動に懸かっているということ。そんなメッセージを込めて作った冊子を来場者全ての方にお配りすることが出来てとても喜ばしく思います。

 

一方で、どれだけの人がこのメッセージに共感し、実際に家の電気を切り替えてくれたのでしょうか。この10年協賛してきて、再生可能エネルギーに切り替えてくださった人は、実はあまり多くないそうです。

 

これだけ再エネに切り替えることの重要性を訴えても、現実はそう甘くないことを実感しました。

 

ソーラー武道館の来場者のうち100人、300人でも再生可能エネルギーに切り替えてくださると、家庭からのCO2がどれだけ減らせるのだろうか。こんなにも素晴らしいイベントに来てくださっている全員に、再生可能エネルギーに切り替えてもらいたい。そのためにはどのように伝えていくことができるのか。

 

地道な努力ですが実現できたら達成感が半端ないだろうなと思った2日間でした。

 

冊子の表紙をポスターにして置いていたところ、沢山の出演アーティストさんからサインを頂きました。ありがとうございました!

 

終わりに

ソーラー武道館での2日間を経て今思うのは、
「たまには羽を伸ばし、音楽や自然に触れながら、原点を見つめ返そうじゃないか!」ということ。

 

毎日仕事や何かに迫われているような感覚を持つことはきっと誰しもあると思います。

 

そんな日々から抜け出して音楽と自然に触れ、「この幸せな瞬間がいつまでも続いて欲しい」と純粋な気持ちで思いを馳せる時間をもつことは特別な体験であり、日々のモチベーションになると感じました。

 

このままだとこんな素晴らしいフェスが出来なくなるかもしれない。

 

そうさせないためにも、一人一人の小さな一歩が必要であり、その一歩が大きな影響を及ぼすのだと改めて感じたフェスでした。

 

これからも、再生可能エネルギーを更に広げていけるよう日々頑張ってまいりますので、アーティスト電力含め、みんな電力/UPDATAERの応援をよろしくお願いいたします! 最後までお付き合いくださり、誠にありがとうございました!

 

来年も中津川でお会いしましょう~!

 

 

◆中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2023
http://solarbudokan.com/2023/
◆主催 中津川 THE SOLAR BUDOKAN 実行委員会

 

◆協力 ワイズコネクション

 

 

 

◆アーティスト電力
・いとうせいこう発電所
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・太陽のタイジ発電所
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